AC/DCならこの曲!AC/DCの名曲を10曲ご紹介!

AC/DCってどんなバンド? バンドを簡単にご紹介!

AC/DCはオーストラリア出身のアンガス・ヤングを中心としたハード・ロックンロール・バンドです。

1973年、オーストラリアでデビュー。

地道で過酷なライブサーキットで腕を磨き、地元オーストラリアでの人気を不動のものにし、イギリス進出。

イギリスでも、シンプルでハードなロックンロールが受け、リード・ギタリストのアンガス・ヤングの激しいステージアクションが話題を呼び、徐々に人気を拡大し、アメリカにも進出。

1979年、アルバム「Highway to Hell」が全米17位で100万枚を売上げ、一躍トップバンドに踊りでます。

大ブレイク間近と思われた矢先、ボーカルのボン・スコットが泥酔の挙げ句に死亡。

バンドは解散の危機におちいるも、新しいボーカルを迎え、バンド続行を決意。

1980年、アルバム「Back In Black」をリリース。

このアルバムが、ポピュラーミュージック史上歴代2位の5,000万枚を売り上げるモンスターヒット!(歴代1位はマイケル・ジャクソンの「Thriller」)

ロックの頂点に君臨するバンドとして、ロックのクラシックソングを多数輩出。

様々なミュージシャンからリスペクトを受ける、ロックの王道的バンドなのです!

AC/DCを聞くならまずこの曲から!名曲・代表曲10曲を紹介!

1.Back In Black(1980年)

AC/DCと言ったらまずはこの「Back In Black」です。

スローなテンポにシンプルなギターリフが乗るこの曲は、今まで誰も聴いたことのない、一度聞いたら忘れられない超個性的な大名曲となりました。

シンプルながら誰もまねのできない間の取り方は、他のミュージシャンによるカバーが少ないことからも分かるように、AC/DCにしか出せないノリと言えるでしょう。

AC/DCの真骨頂と言える「スロー・ロック」の代表曲で、全米37位を記録しています。

1989年、Red Hot Chili Peppersが「Back In Black」のカバーをテレビ番組で試みていますが、無残な結果に終わっています。リンクはこちら→https://youtu.be/xntxi8Xt260

Back In Black
Back In Black
Back In Black

2.Whole Lotta Rosie(1977年)

次に紹介するのは、疾走感あふれる初期の名曲「Whole Lotta Rosie」です。

ギターリフとボーカルの語りが交互に入るイントロが印象的で、ライブではギターリフの合間に「アンガス!」コールをするのが定番となっています。

歌詞は、ボーカルのボン・スコットが一夜を共にした巨漢(バスト107㎝、ウエスト99㎝、ヒップ142㎝)の女性との実話。

「アンガス!」コールが生まれた瞬間を捉えたライブアルバム「If You Want Blood You’ve Got It(ギター殺人事件)」も必聴です。

ギターリフ、歌詞、ギターソロ、ボーカル、全てにおいてロック・スタンダードの名曲と言えるでしょう。

Guns’n’Rosesのデビュー間もない頃の「Whole Lotta Rosie」のカバーが秀逸!                リンクはこちら→https://youtu.be/U9dOUxVgn8M

Let There Be Rock
Let There Be Rock
Let There Be Rock

3.Highway to Hell(1979年)

次に紹介するのは、またまたロック・クラシックの「Highway to Hell」です。

シンプルなリフ、3コード、シンガロングなサビなど小難しいことは一切なし。

この曲は様々なミュージシャンのライブでカバーされるロック・スタンダード曲となっています。

Highway to Hell
Highway to Hell
Highway to Hell

4.Thunderstruck(1990年)

お次は、アルバム「The Razor’s Edge」からのリーダートラック「Thunderstruck」です。

ピロピロピロピロ…と印象的なギターイントロで始まり、徐々にベース、リズムギターが入っていき、「サンダー!」のかけ声でボルテージが最高潮に達していきます。

曲が始まれば、ヘッドバンギング必至のタテ乗りロックンロールが炸裂します。

ライブでは欠かせない定番曲になっています。

イギリスのウィリアムズ王子は、やる気の出ない月曜の朝は「Thunderstruck」を流して自分を奮い立たせているそうです。

The Razors Edge
The Razors Edge
The Razors Edge

5.Shoot to Thrill(1980年)

次は、名盤「Back In Black」から「Shoot to Thrill」を紹介します。

疾走感あふれるこの曲は、アンガスとマルコムの歯切れの良いギターの絡みが秀逸です。

曲構成も練られており、最後まで一気に頭を振らせてくれます。

この曲は、2010年の大ヒット映画「アイアンマン2」のテーマソングに抜擢されました。

6.You Shook Me All Night Long(1980年)

次も大ヒットアルバム「Back In Black」から「You Shook Me All Night Long」を紹介します。

この曲もAC/DC印のリフで終始進んでいきますが、明るい、ポップな雰囲気の曲で、全米35位とシングルヒットしました。

この曲をセリーヌ・ディオンがカバーしましたが、音楽誌『Total Guitar』による「歴代ワースト・カヴァー・ソング」で堂々の1位を記録しました。(そこまでではないと思いますけど…。)リンクはこちら→https://youtu.be/1niTEkP-6eo

7.Hells Bells(1980年)

次は、大ヒットアルバム「Back In Black」のリーダートラック、「Hells Bells」です。

ボン・スコットを追悼するような鐘の音で始まり、終始、重厚な雰囲気で曲が進行してきます。

ライブでは、巨大な鐘が出現して、ボーカルのブライアン・ジョンソンが鐘を鳴らすのが定番となっています。

8.Dirty Deeds Done Dirt Cheap(1976年)

次は、初期の名曲「Dirty Deeds Done Dirt Cheap」です。

シンプル極まりないダーティーなリフで、サビの大合唱でボルテージが上がります。

初期からライブで演奏されるバンドにとって欠かせない曲となっています。

Dirty Deeds Done Dirt Cheap
Dirty Deeds Done Dirt Cheap (Dlx)
Dirty Deeds Done Dirt Cheap

9.Rock’n’Roll Train(2008年)

バンドとしては比較的最近の代表曲「Rock’n’Roll Train」を紹介します。

長いブランクを経てリリースされたアルバム「Black Ice」からのリーダートラックで、アルバムの冒頭を飾るにふさわしい、典型的なAC/DCらしいリフで始まる爽快な曲です。

アルバムに伴うツアーでもオープニングを飾り、機関車がせせり出てくるステージ演出は観客の興奮をあおり、話題を呼びました。

Black Ice
Black Ice
Black Ice

10.For Those About to Rock(We Salute You)(1981年)

最後に紹介する曲は、やはりこの「For Those About to Rock(We Salute You)」しかないでしょう。

1981年リリースの同名アルバムのリーダートラックですが、ライブでは必ず最後に演奏される曲です。

静かなギターイントロから始まり、ゆったりとしたペースで曲が進んでいきますが、終盤、テンポを変えアップテンポになると同時に、アルバムジャケットにあるキャノン砲が炸裂し、巨大なカタルシスを与えてくれます。

ライブでは6機ものキャノン砲が配置され、曲の終盤に何度も炸裂します。

ライブではこの曲とキャノン砲の炸裂によってショーの幕が引かれる重要な曲となっています。

キャノン砲のアイディアは、当時結婚したイギリスのチャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚式で使われたキャノン砲の祝砲にヒントを得たとのこと。

For Those About to Rock (We Salute You)
For Those About to Rock (We Salute You)
For Those About to Rock (We Salute You)

まとめ

いかがだったでしょうか?

AC/DCの曲はどれも同じ」と揶揄されることもありますが、逆を言えば「どれも名曲!」と言えると思います。

まだまだ名曲はたくさんあります。

Collection-Recordsでは、皆様のレビュー、採点をお待ちしています。

AC/DCのレビュー、採点をチェックしてみてください。

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